劇団マージブルとは

2014年3月23日 主宰なかしまなおき40歳、前厄での旗揚げ。

2014年1月、なかしまが座長を勤めていた劇団アグレッシブの舞台に、おまけトークで出演したアーティスト森本ケンタの「僕も芝居がしたい」と言う一言が結成のきっかけ。
約束通り、なかしまなおきは翌年に控えた劇団アグレッシブの次回公演に森本を推薦していたが、同年3月、森本から「例の芝居の件はどうなりましたか?」と催促され、その情熱に応える形で新しい座組の旗揚げを決意。

タレント、アーティスト、モデルなど、様々なジャンルで活躍する面々を招いた旗揚げ公演『多数決刑事 〜松本裕見子殺人事件〜』(作・演出 なかしまなおき)では、追加公演を含む三公演で900人を超える観客動員を記録。

本格的なお芝居とは違い、様々な仕掛けやシステムを取り入れた『演劇イベント』を標榜し、他劇団をはじめ、演劇とは無縁の企業、団体などともタッグを組みながら、観客参加型の公演を重ねる。

当初は、なかしま一人の劇団とされ、残り全員が客演と言う形をとっていたが、固定メンバーが固まりつつある中で、その境界は曖昧となっている。因みになかしま本人は、誰が劇団員なのか明言はしていない。

携帯電話を使った観客の投票で物語が変わって行く『多数決刑事』は三部作で構成され、その三作全ての上演を当面の目標として位置付け、活動している。